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企業インタビュー#01「フリーランスと法人が協業をする”新しい企業のカタチ”」株式会社ゆめみ 取締役 染矢幹基氏

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今回は「フリーランスと法人が協業する”新しい企業のカタチ”」というテーマで、株式会社ゆめみの取締役 染矢 幹基さんにインタビューをさせていただきました!

エンジニアのニーズが増えている今、優秀なフリーランスエンジニアほど「プロジェクトに主体的に関わって良いものをつくりたい」という気持ちを持ちつつも、フリーランスという立場上どうしても「蚊帳の外」感を感じてしまう場面も多くあります。

そんな中「こんな会社あるの?!」と驚きを隠せないほどにプロパーとフリーランスの垣根がなく、多くの優秀なフリーランスが活躍されている株式会社ゆめみさん。

そんなゆめみさんが「フリーランスと法人の協業」において大事にしていること・取り組んでることについて、創業当初からフリーランスとの協業に力を入れてきた弊社株式会社アクトビ代表の藤原と、ACTBEWORKSコンサルタントの赤塚が深堀インタビューをしていきます!


Yotubeでの動画配信も行なっておりますので、そちらもあわせてぜひチェックしてみてくださいね。

スピーカー

ゲスト

染矢 幹基
株式会社ゆめみ 取締役

1986年12月生まれ。

2015年5月、株式会社ゆめみに入社。入社前まで数年間赤字が続いていた京都本社の売上を黒字化、事業拡大を実現。営業活動、HCD資格(人間中心設計スペシャリスト)取得、講演活動、顧客のデジタルサービスの企画•プロジェクト推進を伴走とさまざまなことに同時に取り組み、お客様と京都のメンバーと関西市場を盛り上げていき、更に関西市場を盛り上げることを目的として大阪本社を立ち上げる。2021年3月、営業役員として取締役に就任。現在は営業も兼任しつつ、人事採用マーケティング関係の責任者、CRO(チーフレベニューオフィサー)として全社の採算性の最適化を推進している。

モデレーター

藤原 良輔
ACTBE Inc. CEO

1987年9⽉22⽇ ⼤阪⽣まれ。
⾃動⾞整備の専⾨学校を卒業。メルセデス・ベンツ正規ディーラーにてメカニックとして勤務。メルセデス・ベンツ公認メカニック2級を取得後、退職し個⼈でダイニングバーを開業。その後、プログラマを志し東京のSIer企業へ転職。複数のiOS/Androidアプリ受託案件やIoTサービスの⽴ち上げを経験。アプリケーションエンジニアとして主にiOS/Androidアプリを企画からローンチ、運営までを⼀⼈で経験する。同時にマーケティング、サポート業務も経験。その後、コンサルティングベンチャー企業を経てフリーランスエンジニアとして独⽴。地元⼤阪へ戻った後、2018年2⽉ ACTBE Inc.設⽴。

赤塚 里奈
ACTBE Inc. Works Unit Consultant

1991年4月26日 兵庫県生まれ 2013年、大学在学中にフリーランスWeb・グラフィックデザイナーとして独立。 その後、2017年にデザイン事業と両立しながらトータルスタイリングサロンra-hmを開業し、 パーソナルカラー診断・骨格分析・ヘアメイクなど美容のお仕事もはじめました。 2018年9月からアクトビにフリーランスWebデザイナーとして所属。 妊娠・出産を経て今後のキャリアや働き方への価値観が変わり、フリーランスから正社員へ。 2021年12月アクトビに就職し、ACTBEWORKS コンサルタントに就任。

トークテーマ

今回はこちらの3つのテーマについてお話ししていただきました。

フリーランスと働くってどんな感じ?

赤塚
赤塚

早速1つ目のテーマ「フリーランスと働くってどんな感じ?について伺いたいと思います!

赤塚:ゆめみさんが普段フリーランスの方にどんな感じで関わってもらっているのか、社内では(フリーランスの方の)立ち位置だったり、社員さんやお客さんとの関わり方について、教えていただけると嬉しいです!

「フリーランスの方だから」という前提がそもそもない

染矢
染矢

関わりというところで言うと「フリーランスの方だから!」みたいな前提が我々にはありません。

染矢:例えば備品対応とか社員と同等なので、パソコンとか、スマホ端末のスペックも自由に選んでいただいて大丈夫です。最近ではリモート勤務が前提になるので、モニターのレンタルがあったりします。

その他で言うと、「野菜支給制度」ってのがあるんです。

コロナになる前は、提携してるファームさんから3つぐらいABCっていう選択肢をもらえるんです。それを各メンバーに周知して、希望を記入していってもらって、それが京都オフィスに届いた段階でメンバーに支給していくっていう制度です。

コロナになってからは、メンバーのご実家で育てられているパイナップルを支給するみたいな企画も上がっていて。そういうのも従業員同様にお配りさせてもらってたりしています。

なので関わりっていう点では、本当に(従業員とフリーランスの)差がないなと我々は思っています。

赤塚
赤塚

早速おもしろい制度がたくさんでてきましたね、藤原さん。笑

藤原
藤原

そもそもゆめみさんって組織制度がだいぶ面白いじゃないですか。

「提携しているファームさん」っていうワードが IT企業から出てくるどういう事?!みたいな。 笑

藤原:雇用形態とか契約の中身が違うだけで、1メンバーとして作業を分担したりとか、依頼の粒度とか同じようにチームとして関わっているって言うことですか?

染矢:そうですね。

プロジェクトに入らず後方支援・組織開発だけ行うフリーランスも

染矢:もう1つ(株式会社ゆめみの)色があるとするなら、フリーランスの方が僕らのような会社に来ていただいた時って、プロジェクト100%稼働の前提が多い印象です。

染矢
染矢

ゆめみでは委員会活動とかテクニカルリードチームっていうのがあったりするので、そのプロジェクトの稼働以外に組織開発などにも携わっていただいている方もいます。

染矢:テクニカルリードチームをざっくりと説明すると「技術的な支援チーム」です。例えば、iOSのエンジニアでいうと全体30人ぐらいの中の、7人〜8人ぐらいがテクニカルリードチームに属しています。

そのメンバーは、その品質に対してのレビューであったり、実装面で他メンバーが悩んでいる時にアドバイスやフィードバックをしています。

あとはハンズオン、ペアプロ(ペアプログラミング)のレクチャー周りを支援するのもテクニカルリードチームです。

最近で言うとFlutterに力を入れてたんですが、社内では知見が足りない部分に関してはフリーランスの方や外部の業務委託の方々に入っていただいて、そこで後方支援をしていただいています。

染矢
染矢

プロジェクトを持たずに、後方支援だけ行っていただくこともあります。

赤塚
赤塚

プロジェクトに入らないケースってなかなか聞かないので驚きです。

染矢:そうですね、最近はこういうケースも出てきだしました。

藤原:これは言い方があんまりよくないんですけど、やっぱりフリーランスの方と関わる会社さんって、どうしても「外注さん」みたいなポジショニングを取ることが多くて。我々がこれをやってください、と伝えたものをやってもらう、みたいなスタンスが抜けない会社さんが圧倒的に多いと思います。

藤原
藤原

そんな中、ゆめみさんの凄いところって「フリーランスの方だからこそ知っていること」「フリーランスの方にしか無い知識を会社に落としてもらおう」っていう、尊敬と尊重がコアにあって、文化的になっているあたりが凄いですよね。

フリーランスの方にもSlackでOJTチャンネルを持ってもらう

藤原:その一方で、社員の方が持っているゆめみさんのカルチャーとフリーランスの方のカルチャーがマッチしないこととかが問題になったりしないですか?

染矢:もちろん大なり小なり、合う合わないっていうこともあると思っています。

ただ僕らが(ゆめみのカルチャーを)押し付けるようなコミュニケーションは取ってなくて。「ゆめみではこうだからこうしてください」ということは基本ないですね。

フリーランスの方々が、これまでやって来られたバックグラウンドに対する一定のリスペクトもありますし、

そもそも社員の中にもフリーランスの方々の中にも、ゆめみの環境の中で好きな部分とちょっと改善してもらいたい部分はどうしてもあると思います。

染矢
染矢

それらをちゃんと僕らに言ってもらえるような仕組みとして、SlackにOJTチャンネルっていうのを僕らは1人1つ作っています。

染矢:僕のOJTチャンネルもあるんですが、フリーランスの方もそういうOJTチャンネルを持ってもらうことで、ゆめみの課題をそこに呟いてもらうんですよ。

藤原:それは誰が入るチャンネルですか?

染矢:チャンネルには任意で入っていきます。プロジェクトを一緒にやってるメンバーとか、iOSグループならiOSのメンバーがチャンネルに入ってたりします。

染矢
染矢

ゆめみの代表は全チャンネル入ってるんで、そこで情報収集をして、客観的に見て「これは確かにゆめみの課題だ」と思ったら内側をチューニングしていくってのもあったりします。

社員も毎月契約更新?!「給与自己決定制度」

染矢:とはいえ、フリーランスの方だけでなく、新卒でも中途採用でも一緒で、やっぱり僕らの環境に合うか合わないかっていうところは面談でもマッチングをさせてもらいます。相手方にも自分に合ってるかな?っていうのをしっかり見てもらう機会を作っています。

藤原:なるほど。ちょっと気になったんですけど、フリーランス側の心情として、次の契約更新って「自分たちの価値が提供できてるかどうか」を確認する部分なので、ドキドキするというか。「切られるかもしれない」っていう、心理的安心・安全性の担保、確保が取りにくい部分だと思うんですよね。

そういう部分とかを、OJTチャンネルとか、組織の中身を壁なく見せていくことで心理的な安心•安全性の担保ができていっているような雰囲気なんですか?

染矢:どうですかね。契約更新フロー自体は、他社さんと変わったことはしていなくて、作業終了の一か月以上前のタイミングで更新させていただくかどうかをお話しする、っていう基本的なところはやっています。特段、契約更新に対して、何かやってるかっていうとそうではないかなと思うんですよね。

藤原:なるほど。いちプロとして接しているから、シビアに見る時はシビアに見て判断するってことですよね。

染矢:もちろんです。今までも、お互いミスマッチっていう結果もありましたよ。

藤原:いやぁ、楽しそうな会社ですよね。僕がフリーランスなら入りたいですもん。笑

染矢:概念的な話になるんですけど、契約更新ってフリーランスの方だけでなく、僕ら(社員)もあるんですよ。

というのも、ゆめみの制度として「給与自己決定制度」があります。いつでも自分で改定ができるんです。この制度は再契約っていう概念があって、一か月ごとに自分が設定した給与で契約を更新しているっていうイメージなんですよ。

染矢
染矢

なので契約更新でいうとフリーランスの方だけでなく僕ら(社員)も毎月、株式会社ゆめみと契約更新しています。

藤原
藤原

なるほど!そんな会社聞いたことないです(笑)

フリーランスの方の「親の介護問題」による離脱から生まれた「有給取り放題制度」

赤塚
赤塚

そういうアイディアはどなたからの発信ですか?それこそ社内の声を拾っていったらこういうかたちになったという感じですか?

染矢
染矢

基本は、代表発信です。アジャイル組織宣言を2018年に出したのがきっかけで今の組織になっていきました。

染矢:もう一つは、声を集めてできた制度でいうと、ゆめみって「有給取り放題制度」があって。これが生まれたきっかけは実はフリーランスの方です。

染矢
染矢

ずっと一緒に仕事させていただいてた、個人事業主(フリーランス)の方が、親御さんの介護が必要になって仕事を続けられないっていう状況になったんです。

染矢:僕らとしてはなんとか続けてもらいたかったんですが、理由が理由なので1回契約は終了しないといけなくなって。

その時に「今後の日本を考えた時、遅かれ早かれこの問題は誰にでも起きうることなんじゃないか」って思ったんですよね。今回は個人事業主の方が介護が理由で離れなければいけないっていう理由でしたが、うちのメンバーも40代以上の人間が増えてきたら多分、遅かれ早かれこの問題は起きることですよね。

染矢
染矢

つまり、本人がいくら健康でも、働けなくなるリスクがあると判断したんです。

それなら有給も無制限に使えたら、会社辞めなくていいよねっていうような思考になり「有給取り放題制度」が生まれました。

赤塚:1つの事例からそんな思考になるんですね。(驚き)

染矢:この制度に関しては税理士さんとか、いろいろ含めて紆余曲折あったんですけどね。

赤塚:そうですね、法律とかの面でもどうやって実現できるのか不思議ですし、難しそうです。

染矢:いろいろ社会の保障制度ってあったりするんですね。そういう制度を利用しながらできることを考えた方がいいんじゃないかっていう話にもなったんですけど、もうそこは「有給取り放題制度」を作る方向で進めました。

この制度はフリーランスの方とのエピソードがきっかけですが、僕らとしても戻ってこれる環境を作るっていうベネフィットの設計と、会社としても以前までは有給休暇は買い取っていたんですが、取り放題にしてしまえば買い取る必要もなくなって。また有給休暇の管理工数も削減できて、経済的にも合理性があるっていうこともあって成り立ちました。

赤塚:発想がすごくて、その考え方になるの?!って思います。

染矢:会社さんによっては、フリーランスの方が介護を理由に離脱しないといけないってなっても「自分達の制度を変えていかないといけない」って考えるかっていうとそうじゃないかもしれないですね。

居心地が良過ぎ!一度ゆめみに入ると抜け出せない問題

藤原
藤原

意地悪なツッコミなんですけど、そもそもゆめみさんってクリエイターさんが多く在籍されているなか、「働き方」に考え方を置いて「環境を整える」っていうアクションが、いびつであり、先進的であり、本質的であると思うんですよね。

藤原:フリーランスの方との関わりとして考えた時に、一概に言えないですが、フリーランスの方って自分で裁量を持って、自分のペースで働いて行きたいっていう方もいらっしゃると思うんですよ。

藤原
藤原

そういう時にゆめみさんの制度がある意味すごくヌルく、自分にとって都合のいいっていう解釈をするメンバーもいたりしないですか?

染矢
染矢

そこはフリーランスの方に問わずです。僕も転職組で、他の会社を知ってる方とかバックボーンがあるメンバーは口を揃えて言います。ゆめみに来ると居心地が良すぎるとか、それこそぬるま湯みたいな(笑)

染矢:次のステップで踏み出す時に、ゆめみより良い会社があるのかな?ってとこが壁になるのかもとか。

藤原:みんなに言えることではありますが、エンジニアさんってステップアップで転職をすることが多い職種だと思うんですよ。

フリーランスの方とか、ステップアップのためにいろんな会社さん見たいって思うことがある中、ゆめみさんで働いて、技術的にチャレンジしたい領域がないってことはあったとしても、働いていく上で抜け出したくない環境ですよね、それって本当にずるいです(笑)

染矢:藤原さんは何をおっしゃられたいのかな…ってお話を聞きながら考えてたんですが、ずるいってことですね?(笑)

藤原:そうですよ、このインタビューさせてもらいながら僕がゆめみさん、めっちゃくちゃいい会社だなって感じているので、うちの社員たちに聞かせたくないと思ってしまっています(笑)

染矢:そうですね、ただうちも直していかないといけない部分はあって、配慮が足りないっていうことがあります。

一つの事例でいうと、フリーランスの方に見せるのは好ましくない契約更新のコミュニケーションが、Slack上で流れてしまったとか。そのような細かなコミュニケーションエラーとか課題はあります。

染矢
染矢

現状に満足して居座るような方々は、確かにあんまりよろしくないなと思いつつも、僕らって「成長環境プラットフォームを提供してます」っていうのが、デザイナーとエンジニアさんに対してのメッセージだったりします。

染矢:そこがずっと本人として居心地の良さを感じていただけるのであれば、僕らとしてもずっと一緒にやっていただきたいですね。

以前フリーランスのPMの方に言われたんですけど、「焦る」っていう言葉が出てきてました。

ゆめみの環境に慣れて、ちょっと自分が少し気を抜いてしまっていたらしいんですが、自分の周りのスピード感とか勢いになかなかついていけず、ポカンってなったっておっしゃっていました。

藤原
藤原

なるほどです。かなり成長の機会にはなってるし、その関わりとか、通常案件のプロジェクトでは入れない領域もフリーランスとしてもらえたりする一方で、働き方とか制度とかにおいて環境が良すぎて、次の案件どうなんだろうみたいな焦りもあるかもしれないですね。

藤原:そこに対して、ゆめみさん的には「いれるならずっといて欲しい」っていうマインドで接されているんですか?

染矢:そうですね、それについては赤塚さんが用意してくださっている2つ目の質問のジョブチェンジにもつながってきますが、答えとしてはイエスですね。

赤塚:ありがとうございます。ではこのタイミングで2つ目の質問を伺っていきたいと思います。

フリーランスでも社内ジョブチェンジができる?!ゆめみの驚きの体制

赤塚
赤塚

打ち合わせの際でもお話でもでてきて、藤原さんが驚きを隠せなかった質問です。笑

実際には、どんな方がどういう風に社内ジョブチェンジをされて、今どんな感じで働かれているかなど、具体的なエピソードを聞かせてください。

染矢
染矢

一例でいうと、特に僕がメインでやっていた京都のオフィスにいたPHPエンジニアの方は、ゆめみの案件で以前ECパッケージを持っていて。そこの保守開発っていうのをずっとPHPで書いてもらったり、メンテナンスしていただいてたんです。

染矢:そこから京都オフィス全体のビジネス転換期が訪れた時に、ハイブリッドアプリの開発をやってもらったり、Swiftを使ったiOSアプリの開発をやってもらったりとか、新しいことにチャレンジしていただいたことがありますね。

藤原:それは、ご本人からの希望で違う領域もチャレンジしたいっていうことから始まったんですか?

染矢:パターンとしては両方あります。僕らが大事にしていることは、ご本人の意向、やってみたいこと、やりたいこと。こちらを判断材料にしています。

その方は元々Swiftを触ってみたいって僕に言ってくれていて。ハイブリッドアプリの時はオファーをさせてもらった時に「やってみたい」言っていただいた、っていう感じです。

僕らの中では、その本人のやりたい技術もそうなんですけれども、何より成長にフォーカスしてるんです。そこに社員とフリーランスっていう違いは無いです。

染矢
染矢

新しい技術を習得していただくことって、僕らにとってもありがたいですし、ゆめみの環境がその方のキャリアアップ・市場価値向上につながるのであれば、還元していただいた分(その方の)少しは役に立てたのかなっていうように思ったりしています。

赤塚
赤塚

次元が違いすぎて、コメントに困ります(笑)

染矢:好感度高いんやろうなと思いながら喋ってますよ。(笑)

赤塚:いや、世の中のフリーランスが殺到しますよ!!(笑)

離れて欲しくない、長く一緒にやっていきたい「フリーランスの方もゆめみの一員」

染矢:僕らはフリーランスの方をワーカーとか労働者とか、役務をただ求めるだけの存在としては考えてなくて。「フリーランスの方もゆめみの一員」という考えが元になっています。

エンジニアさんって「自分の技術に成長が感じられへん」ってなると、環境から離れるっていう選択肢を持たれると思うんです。

シンプルに離れて欲しくない、長く一緒にやっていきたいなって思う方には、僕らの環境を使ってジョブチェンジと言われる新しい技術を習得していただきたいなという思いは強く思っています。

藤原
藤原

なるほど。ここの話の部分って、その方に対する信頼をゆめみさんが持っていないと成立しないのかなと思います。

その辺りって、面談できっちりと信頼できるかどうかっていう部分を見ていくのか、プロジェクトの動きとかを通してその方にはこういう提案もありかなとか、要望を受け入れてみようかとかって、どういう風に見られていますか?

染矢
染矢

そこに関しては、多少面談担当の判断軸の揺れがあるのが正直なところです。僕が京都オフィスでやっていた時代では、パートナーさんであっても、一つは協調性をみています。

染矢:あとは、他社貢献っていうとちょっと言葉が大きいかもしれないんですが、自分の業務をひたすらやっておけばいいっていうような方よりは、みんなとお話していきながら自分が持ってる技術とか、知見を共有しあえるような関係性で、仕事できる方かなとかは観点としてありました。

藤原:初めて関わることになるパートナーさんや、社員さんでも、聞いていたスキル感よりもちょっと…(低い)っていうケースがあると思うんですが、こういう場合ってどういうジャッジをされるんですか?

染矢:そうですね、そこはやっぱり結果的には長くは続かないことが多いです。

その点って、ご本人さんにとっても結構しんどい環境になっていて、僕らの設定している期待値とのギャップにも、ご本人さんが苦しまれますしね。

実際に、プロジェクトはお客さんありきだったりするので、お客さんとのコミュニケーションの中で、例えば遅延っていうところが顕在化していって、顧客不満に発展してきたりすると、僕らとしてもちょっと次の対策を考えないといけないっていうことになったりはするので、その辺りはちょっとシビアなジャッジにはなってくるかなと思います。

藤原:シビアですけど、今のジャッジの視点もだいぶ優しく感じました。笑

やっぱり会社さんによってさまざまな関わり方があるなと思います。

つい先日フリーランスの方とお話する機会があって、その方はお仕事する企業さんを選ぶとき、やりたいこととか、スキルとかよりもフリーランスとどう接してるかっていうのを一番見るっておっしゃってたんですよ。

お付き合いをする企業さんが、その方は「フリーランス慣れ」をしているかが判断軸だそうです。

藤原
藤原

僕からみたゆめみさんは「フリーランス慣れ」っていう次元じゃないような印象です。ジョブチェンジなんて、ありえないじゃないですか!(笑)通常の業務委託契約において。

染矢:そうですね、そこは僕も人材のサービスとか携わってきたりしてるんで、すごく思います。

藤原:それでもチャレンジしていくって凄いなって思います。

学習の「履歴」も資産。資産の生みの親が社員なのか、フリーランスの方なのかの違いなだけ

藤原
藤原

例えば、この部分に対してすごく期待していて、役務提供に契約を締結しているのに、「プロと言えるかわからない領域のことを学びたい」にお金を貰いながら学ばしていただいているっていう見方になるじゃないですか。

この時に会社の契約とか対価とかバランス取れるんですか?それこそ周りの空気とかもどうですか?

染矢
染矢

会社単位で見たら社員であってもコストはかかっているので、そこの部分でいうとあんまり区分けもなく、新しい技術習得することってフリーランスの方であっても、社員の方であっても、学習コストってのは見ないといけないって思います。

藤原:そこのスタンスなのかなって思います。(他社と違うところが)

フリーランスの方に対する学習コストってなかなか難しい観点になるので考えられていない会社さんが多いですよね。

案件の概要だったり、プロジェクト単位のボーディングなら学習っていうスタンスが取れると思いますが、フリーランスって自分の技術を力として個人事業主として活躍しているのに、技術に対しての学習っていう考えに行き着くのが驚きです。

僕もフリーランスだったのでこのお話を聞いた時、本当にびっくりしました。

僕の場合はiOS 、Androidとかアプリのエンジニアだったんですが、この領域においては圧倒的な成果を上げるとか僕が活動することによって、クライアントの課題解決になるみたいなところに注力するんです。

藤原
藤原

例えばなんですが、僕はWebが全然できなかったんです。でもちょっとフロントエンドをやりたいなと思ってても、(業務通して学習を)やりながら個人事業主として報酬を得るということが、僕の中ではスタンスとして全くなかったのでなにそれ?!っていうのが率直な感情です。

染矢
染矢

確かに、誰しもがっていうものはつくかどうかは違います。

染矢:今日話した京都オフィスにいてくださってるPHPの方が、ジョブチェンジするときも、社内でSwiftを使ったiOSアプリ開発をしている人の知見で、その方ができそうかみたいなところの判断軸は入れてます。

実際やっていただいたものは学習していただいた分ソースコードとかそういったものとして残るじゃないですか。そうするとその資産を次のメンバーに活用できるんです。

染矢
染矢

例えば新卒の社員の学習材料として活用できるとか、実際その方々がジョブチェンジして、ハマったポイントとかをNotionでレビュー化して残してたりしていて。そういったところも残していって単純に資産として活用できるので、資産の生みの親が社員なのか、フリーランスの方なのかの違いなだけかなと思います。

藤原:…..凄いわ。

赤塚:言葉を失いますね。(笑)

垣根がなさすぎて、目の前にいる人が社員なのかパートナーさん(フリーランス)なのかわからない

染矢:ゆめみのあるあるなんですけど、こういう制度が故なのか、目の前にいる人が社員なのかパートナーさん(フリーランス)なのかわからないんです。蓋開けたら、あれ?パートナーさん(フリーランス)だったんですか?ていうことはよくあります(笑)

赤塚:なるほどな〜、フリーランス側にもそこまでしてもらっているんだからもっとコミットしないとっていう気持ちも芽生えてきたりしますよね。

染矢:そんな風に思っていただけるならすごく嬉しいです。

赤塚
赤塚

藤原さんがこの前お話されていた、やっぱりただのいち外注って扱われて、大事なプロジェクトの核となるミーティングに参加できないとか、蚊帳の外っていう雰囲気を感じてると、自分が出来る範囲で言われた業務をとりあえずこなすようなモチベーションになってくるのかなって思います。

赤塚:自分のことを認めてくれてるとか、尊重してくれてるっていう気持ちが伝わると、こっちもしっかり還元しなきゃ!っていう気持ちが生まれてくる、良い循環が生まれるのかなって今までの話を聞いてると感じますね。

染矢:そうですね、そこは日本のいい文化という感じですね。エモいです。(笑)

藤原:エモさと戦略がここまで紐付いているっていう、美しすぎます。ずるいの一言に尽きます。

染矢:ゆめみのこういったところをしっかりと伝えていくメンバー・スポークスパーソンが、今日みたいな機会をいただいて発信していくことが、今日も対比で出てきたような会社さんとかに何か届いて、少しでも業界貢献につながればいいなみたいなところもあります。

藤原さんに初めてお会いしてお話させてもらった時、すごく似ている観点でお仕事されてるなっていう印象があったんです。

藤原:僕もフリーランスから法人を始めているっていうのもあって、フリーランスの方々の持っているものとか法人との関わり方とか、法人とのフリーランスの新しいカタチっていうところをテーマにしてました。

今のアクトビがあるのって当時関わってくれた彼ら(フリーランス)がいたからだと思っています。赤塚さんもアクトビの1期目に初のデザイナーとして参画していただいていていましたよね。

そういう方々と働いていくことで成果物とか組織のレベルが高くなることを身を以て感じていたので、最初のころ社員を雇うメリットがわからなかったです。

赤塚:フリーランスの方々だけでやっていきたいみたいなこと言ってましたね!(笑)

藤原:フリーランスの方って自分でお商売をするっていう決意を固めている方々なので、自分の持っている技術とか、自分の市場価値を高めていくっていう向上心とか、意識が全然違うって思ってたんです。

社員を採用していなかったので、僕も実際のところはよくわかっていなかったんですけどね。

あの頃は、これって(フリーランスだけでやっている企業)最強やんって思っていて、創業時ってすごく小さい会社からスタートしてて、キャッシュにも余裕がなかったので、みんなが満足行く案件の確保ができなかったので、実現できなかったが正しいんですが。

今はACTBEWORKSとして新しい手段として実現していきたいって思っているんです。

これを初めから実態として実現しているゆめみさんがやばいなって。やばいって言葉は浅いですけど、本当にすごく好きです。

染矢:いいっすね、ずるい、やばい、好き(笑)僕ら自身も、2017年とか離職率24%とかいっていた時期もあります。やっぱり転換期にはいろいろありました。

藤原:そんな時期もあったんですね!驚きです。

染矢:ありましたありました、社員ID(番号)の若い順が減っていってみるみるうちに僕が上に上がっていきましたもん(笑)

藤原:その時期もフリーランスの方とも一緒にやられていたんですか?

染矢:そうですね、その頃もフリーランスの方と一緒にやっていました。

藤原:なるほど、メンバー全員に対しての制度とかスタンスが大きく変わる時期がその頃だったんですね。

染矢:そうです。やっぱりそれが一番大きいですね。

藤原:質問が止まらないです。

フリーランスと協業するわけ

赤塚
赤塚

質問が止まらないところ申し訳ないんですけど、時間も時間なので続いて最後のテーマ「フリーランスと協業するわけ」についてお伺いします!

赤塚:いままでのお話でもあったと思いますが、ゆめみさんがフリーランスさんと働く理由とか、求めていることについて改めて教えていただけますでしょうか。

ゆめみとフリーランスの方と「相互で成長」していきたい

染矢
染矢

そうですね、もちろん、プロフェッショナルな領域、スペシャリストの知見を通して自分たちも成長していきたいですし、その方の成長に繋がるような環境を僕らも作っていきたいです。

染矢:フリーランスの方々は、いろんな案件に関わってこられた方が多いので、顧客への対応も引き出しが多いので、僕らも勉強になる事が本当に多いです。相互で成長していけるところが協業する理由になるかなって思います。

ゆめみってフリーランスの方を含めて「メンバー」と定義しています。

ゆめみでの「メンバー体験」を向上させていく役割が僕とか、もうひとりいます。

仮にフリーランスの方がゆめみを離れたときに、ゆめみでの体験が良ければ、新しく伝搬されていいご縁を生んだり、いい体験の循環サイクルが業界の改善に繋がればいいなって思っています。

藤原:自分が情けなくなります(笑)

染矢:今日どういうキャラ設定ですか(笑)

藤原:染矢さんとは食事会でご一緒することがあるので、マインドとか伺ったりして知っているっていうのもあって、今日は違う角度から質問してみようと思ってたんですけど、言っていることの視座が高すぎてツッコミ所がないんですよね(笑)

フリーランスの方も社員の方も「メンバー」って定義されているって話って、言い方を変えれば契約形態は何でもよくて、ゆめみさんにマッチすればその方の働きやすい方法で、関わっていくって話ですよね。

フリーランスだから、社員だからということではなくて、ゆめみさんと関わりたい、ゆめみさんもこの人と関わりたい、じゃあどういう関わり方をしていく?っていう進め方なんだろうなって。

対人と向き合っている組織なんだなっていう印象をすごく今回持ちました。

みんなで「ゆめみを(プレイ)する」

染矢:そうですね。ゆめみの全体感でお話すると、ゆめみってゲーミングプラットフォームっていう構想を持っていて、みんながある意味ゲーム感覚で「ゆめみを(プレイ)する」っていうような事を考えてたりしているんです。

まさに藤原さんが仰っていた「ゆめみで〇〇したい」っていうことは、イコール「ゆめみをプレイする」みたいなものなので。その中でプログラミングもありますし、今回の話出てきた、テクニカルリードチームでメンバーに後方支援としてやってもらうっていうこともあります。

事例があるかは観測はできていないんですが、社内制度としてフリーランスの方も「プロリク」というものを使って新しい制度を作れたりもするんです。

藤原:正社員とフリーランスの方の割合ってどれぐらいですか?

染矢:そこをあんまりはっきりとっていなくて(笑)どれぐらいかな。あんまり正社員とフリーランスの割合を考えて何かをするっていうことがないんですよね。

藤原:発想が違い過ぎます。本当にいい会社さんですね。

染矢:今日は本当に良い会ですね(笑)ゆめみをめちゃくちゃ上げてくれますね(笑)

藤原:フリーランスの方への接し方が圧倒的に特徴的で、圧倒的に理想形なのに全く表に出していないですよね。これが(ゆめみさんにとっては)当たり前過ぎて、差別化と思っていないところがあると思うんです。

組織の色、カルチャーもしっかり皆さんに伝わっていて、人に対してのスタンス・価値観も「ゆめみ」って軸がすごくしっかりされているし、皆さんが本当に良いと思って、信じて動いているからこそ成立している部分ってたくさんあるんだと思います。いい会社さんですね、本当に。

僕らも頑張ります。勉強になりました。

染矢:僕らも言語化する機会をいただいたんで、感謝です。

赤塚:本当に楽しい会となりましたね。あっという間に1時間経ってしまったので、今回はこんな感じでお開きとさせていただきます。

また改めてゆめみさんで働いてらっしゃる、社員さん、フリーランスのメンバーの皆さんとお話をする機会をいただけるとすごく嬉しいです。

改めまして染矢さん、ありがとうございました!!

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